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A Framework to Improve Web Form Accessibility for the Visually Impaired
・障害者がWebのフォームを入れやすくするためのフレームワークWAFIを提案。実際に障害者で評価をして最終的に改善されたものを提示してる。フォームの入力大切よね。2023年。
・AWF(Accessible Web Form)というWebフォームを、視覚障害者の参加者に使ってもらい、評価してもらっているけど、専門家はAWFではなくフレームワークでの評価を行っている。それでよかったのかな?
・AWFは、この研究で提案された"Web form Accessibility Framework for the Visually Impaired (WAFI)"に基づいて作成されたWebフォーム。で、特徴は以下。
1.フォーム全体のデザイン
メインの言語と方向性(左から右/右から左)が適切に指定されている
入力フィールドが1列に並んでいる
ラベルがフィールドの上に配置されている
フィールドがfieldsetとlegendを使って適切にグループ分けされている
適切なフォントとサイズ、背景と文字のコントラスト比が確保されている
2.データ入力の支援
ユーザーの事前に作成した履歴書(PDF)からデータを自動入力できる
音声入力による入力もサポートされている
日付入力はドロップダウンで分けて入力できる
IPベースの位置情報からユーザーの住所を自動入力できる
電話番号や口座番号の入力にはフォーマットを自動で当てはめる
3.エラー通知と修正支援
クライアントサイドとサーバーサイドの両方でバリデーションを行う
エラーメッセージはわかりやすく、修正方法も示される
エラーフィールド以外は非表示にし、修正がスムーズにできる
4.CAPTCHA対応
音声で出題され、発音を繰り返すことで合否が判定される
その他の機能
説明文を十分に用意している
セッションタイムアウト時の対応
ユーザー設定可能なツールバー(フォントや色の変更など)
AWFは、通常のWebフォームに比べて
1)より多くの人が正常に送信できた、
2)送信に要した時間が短かった
3)入力ミスが少なかった
ことが確認されたらしい。
・なんか、生成AIでのコーディングサポートツールcursorのように、都度FWに従い改善が指摘される未来が見えた。そういうFW活用もありなんだろうなぁ