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WASEF: Web Acceleration Solutions Evaluation Framework
・発展途上国の遅い通信環境下でもUXを確保するため、jsで対応をする手法がある。しかしながら、それらを比較評価するための統一的なフレームワークが存在しないので、WASEFというフレームワークを作った。2023年。
・で5種類のjsソリューションを1000ページで比較評価し、JSCleanerがタイミングで最もパフォーマンスが高く、Lacunaが構造的類似度で最も優れていた
・というか、そういうふうなjsフレームワークがあることを初めて知った!以下参考までに記載しておく。
1. JSAnalyzer: ユーザーの操作を通じて不要なJavaScriptを対話的に特定・削除し、ページサイズと読み込み時間を削減。
1. JSCleaner: 機械学習を用いて重要でないJavaScriptを自動的に特定・削除し、モバイルページを高速化。
1. SlimWeb: 重要度に基づいてJavaScriptを分類し、非重要なスクリプトをブロックすることで読み込み時間とネットワーク使用量を削減。
1. Muzeel: 静的解析により未使用のJavaScriptコード(デッドコード)を特定・削除し、ページサイズを削減。ページの見た目や機能に影響を与えない。
1. Lacuna: 不要なJavaScriptを削除してページを高速化。生成されたページの構造的類似度が高いが、インタラクティブ機能への影響は考慮されていない。
・各ツールは、JavaScriptの最適化によってページのパフォーマンスを改善するという共通の目的を持ちつつ、アプローチ(ユーザー対話型、機械学習、静的解析など)や重視する特性(読み込み速度、ページサイズ、構造の保持など)が異なっている。