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Evaluating Behavior Recognition Pipeline of Laying Hens Using Wearable Inertial Sensors
.採卵鶏の飼育システムで、アニマルウェルフェアに関心が高まっているので、鶏の飼育システムの改善につなげることを目的に行動を分類。
・ウェルフェアは分かるとして、改善を行ったのではなく、そのための分類器を作って報告した、という論文に落としこんでいることに感心。
・8羽の採卵鶏(61週齢)を使用し、4日間のデータを収集。3軸加速度センサと3軸角速度センサを装着し、1000 Hzでサンプリング。
・ビデオ撮影して12種類の行動(移動、採食、飲水、羽繕い、体を振る、頭を掻く、尾を振る、立ち止まる、休息、砂浴び、砂かき、その他)にラベル付け
・結果的に
>サンプリング周波数は100 Hzが最適であった。
>ウィンドウ長は1.28秒が0.64秒よりも良好な結果を示した。
>加速度と角速度の両方の特徴量を使用することが有効であった。
>不均衡データの平衡化は必ずしも分類性能の向上につながらなかった。
>分類器はLightGBM、SVM、MLPが高い性能を示した。
・この知見は、特定の行動の認識や同様のシステム設計に活用できる。